就労に向けてのステップ ~合理的配慮を受けて働くために(後半)~

みなさん、こんにちは。

相模原の羽田野です。

ムシムシと暑い日が多くなってまいりましたね!

皆様、いかがお過ごしですか?

 

プラーナでは、カリキュラムを通して就労に向けて様々なステップで就労や定着に必要なことを学んでいただいております。
前回の「合理的配慮とは」に引き続き、今回は合理的配慮を受けるために実際にプラーナでは何をどのようなステップで学んでいくのか、就労までの具体的なステップについてお伝えいたします!

 

前回のブログで、合理的配慮は応募者側が黙っていても企業がしてくれることではなく、面接時・採用時や採用後にも障がいのある応募者が事業主に申し出て話し合うことが前提という内容をお伝えしました。(厚生労働省HP合理的配慮概要「合理的配慮の手続き」より)
今後ながくその職場に定着して働き続けるためには、自分の障害特性をしっかり理解し、勤務上支障になるだろう事情を自分から職場の上司や同僚に発信できることが大事だという内容でした。

プラーナでは、「就労」だけでなく、「定着」も見据え、職場で配慮してもらいたいときに、何をどのように伝えればよいかを学ぶSSTや、ビジネスシーンでの報連相(報告・連絡・相談)スキルを学ぶビジネスマナーやコミュニケーションカリキュラムを学んでいただけます。また、自分の障害や体調をしっかり理解して発信できるように、自己理解や自己分析を段階的に行っていくWRAP、キャリアプラン、キャリアトレーニングなどのカリキュラムがあります。

自分にはどんな特性があってどんな配慮が必要なのかをカリキュラムや相談などを通して明確にしていきます。それと同時に、どのように企業側に伝えるのかを学び、自ら発信できるようSSTやアサーションなどで発信の仕方を学んでいきます。コミュニケーションが苦手、就労経験がないのでイメージしにくいという方も、皆さんに合わせてステップ・バイ・ステップで進めますので、少しずつ段階的に学んでいただけます。障がいによって定期的な通院が必要な方、通勤時間が余計にかかったりする方も多いと思います。厚生労働省は「障害者のための職場づくりについて望まれること」の一つとして、「障害特性を踏まえた相談、指導及び援助(作業工程の見直し、勤務時間・休憩時間の配慮、援助者の配置等)」を挙げています。

入社する前に、勤務時間の融通が利くか、状況に応じて配慮してもらえるか、しっかり確認することが大事です。まずは応募する前の準備段階として、プラーナのキャリアプラン、キャリアトレーニングなどのカリキュラムでは、障がいによる通院などのために勤務時間に配慮が必要な場合は、自分がどのような働き方をしたいか、具体的にイメージしていただくことから始めます。1日あるいは1週間の労働時間と、必要な勤務時間への配慮を書き出し、どうしたら仕事に支障がなく両立できるかを考え、書類や面接で伝えられるようにしていきます。プラーナのスタッフがご利用者様と希望する働き方を話し合いながら、面接時や入社する前の打ち合わせで、大事なことをしっかりと確認できるよう支援していきます。

募集要項から、希望する制度や配慮は得られなさそうだと感じても、会社説明会や面接で、採用担当者に確認すると、意外と障がいのある労働者のニーズに合わせ、融通を利かせて対応している場合もあります。障がいの有無にかかわらず、会社には労働者を健康で安全に働かせる「安全配慮義務」があり、また労働者も、自身の健康をきちんと管理する「健康保持(自己保健)義務」があるからです。一次的な情報だけで判断せず、まずはしっかりと会社に直接、確認を取っていきます。プラーナの職員が面接に同行したり入社する際の雇用契約時にも同席することが出来ますので、上手く伝えられるか不安という方も安心して就労できるようサポートして参ります。

きちんと働くことのできる環境を確認してこそ、長く働き続けられる可能性が高まります。自分の障害についてしっかりと理解し、周囲からの理解を得られる方法で自ら発信できるよう準備を整えることが長く定着するために何よりも大事です。障がいに関して、遠慮せず、面接でも正直に相談することで、会社側に働く意欲や誠意を伝えることもできます。プラーナもしっかり皆さんの就労・定着のためにサポートをしてまいります。

2回に渡って合理的配慮と、プラーナで学んでいくステップについてお話ししました。また機会を見つけて、皆様の役に立つ就労に関する情報を発信していきたいと思います。

今日はここまで!

 

 

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